別大国道が全線6車線化

コーナー名:

放送日
2012.2.1
再生時間
1:47
※ この動画の公開は終了いたしました。



別府市と大分市を結ぶ
別大国道の
6車線化事業で、
最後に残っていた
高崎山周辺区間の工事が
2月1日に完了し、
全線6車線化しました。
この6車線化事業は、平成5年度から
別大国道の渋滞解消を目的として拡幅工事を進め、
全線7キロのうち、これまで6.5キロの6車線化を
大分市側から段階的に行ってきました。

海中が急斜面になっている
高崎山周辺の工事が難所でしたが、
大量の盛り土を必要とせず、
特殊な曲面で波を抑える「フレア護岸」を
大規模道路工事としては全国で初めて採用する事により
無事、完成することが出来ました。

昨年10月に海側の
歩行者・自転車専用道路が完成。
12月には、下り線の3車線が先行開通しました。


1日の午前10時、
工事関係者が別府市の浜脇側から
カラーコーンの撤去を始め、
無事に全線6車線化しました。

また、沿線の植栽は、暖かくなる3月上旬に行う予定で、
シマトネリコ、ホルトの木などが植えられます。

別大国道は、1日平均7万台が利用しており、
九州でも有数の通行量があります。

今回の全線開通に伴い、所要時間の短縮や
渋滞緩和による交通面の効果だけでなく、
別府湾を望む景観や
整備された歩行者・自転車専用道路の活用による
観光、地域活性化への寄与も期待されています。

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