致道館で保存修理工事の見学会

コーナー名:

放送日
2014.3.10
再生時間
2:47
※ この動画の公開は終了いたしました。



老朽化のため修理工事が行われている
旧日出藩の藩校「致道館」で
工事の様子を見る事が出来る
見学会が開かれました。致道館は江戸時代末期の1858年に
日出城内に開校しました。
当時は8歳以上の250人の若者が
読み書きや計算・武術などを
学んでいたと言われています。
開校からわずか13年後の1871年に
致道館は廃校となりますが、
その後は役場や図書館として使われ
日出中学校が建設される1951年に
200m西側の現在の場所に移築されました。

建物は建築から150年以上が経ち
老朽化が進んでいた為、
2年ほど前から建物や周辺の石垣を修復する
大規模な保存修理工事が行われています。
8日の土曜日に行われた見学会は、
工事の様子を多くの人に見てもらいたいと
文化財を管理している日出町教育委員会が
定期的に企画しているものです。
昨年に続き3回目となった今回の見学会は、
午前の部と午後の部の2回に分けて行われ
会場には地域の住民や歴史愛好者などが
集まりました。
見学会では、解体から現在までの工事状況や建物の特徴、
傷んだ部分を修理する工法について説明がありました。

柱や梁など建物の本体工事は順調に進んでおり
今後は今月末までに土壁の下塗りを行い
その後3か月間の乾燥期間を設け、
再び中塗りをした後、
壁の仕上げを行うと言う事です。
また、元々日出城二の丸の一部だった
周囲の石垣は既に修復を終えており
日出町教育委員会では、
およそ1年後の完成を目指していると言う事です。

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