御神馬の絵馬額が復活

コーナー名:

放送日
2013.12.3
再生時間
3:36
※ この動画の公開は終了いたしました。



1000年以上の歴史を持つ
日出町の若宮八幡神社にかつて飾られていた
神の馬「神馬」の絵馬額が復活しました。1703年に第三代日出藩主木下公によって
建立された若宮八幡神社の楼門。
そこには狩野派の画家狩野常信が手掛けた
神馬の大きな絵馬がかけられていて
このような伝説が残っています。

絵馬にはまるで生きているかの様な
美しい神馬が描かれていたのですが
この神馬が夜な夜な絵馬から飛び出して
草や作物を食べたというのです。

驚いた人々は絵馬の前に金網を張りました。
するとようやく神馬が出てくる事は
無くなったそうですが
この出来事は生きている神馬の伝説として
今日まで語り継がれてきました。

しかし300年の時を経て絵馬に描かれていた神馬は
色あせてすっかり消えてしまいました。
そこで今回、神社の氏子であり
昨年まで高校で美術を教えていた
佐藤啓一さんが依頼を受けて
再び神馬を復活させる事になりました。
佐藤さんは元々神馬が描かれていた
2枚の大きな絵馬の裏側におよそ2ケ月かけて
新たな神馬を描きました。

2日には神馬の再現を記念して神事が行われ
祝詞が奏上された後、
神社の総代らが玉ぐしを捧げました。
神事の後には左右一対の絵馬が
再び楼門に飾られました。

かけられた絵馬は伝説にならって
来年の2月に再び金網がかけられるという事です。

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