現代に蘇る「鬼門櫓」

コーナー名:

放送日
2013.3.21
再生時間
2:11
※ この動画の公開は終了いたしました。



日出町で復元作業中だった鬼門櫓が完成し
式典が行われました。

日出町の鬼門櫓はおよそ400年前
日出城北東の隅に築かれていた二層二階の隅櫓(です。
櫓には災いを招くとされる
北東に位置する建物の角をなくす
隅欠きが施されています。

大正10年には
日出町東仁王の中村貢さんが買い取り
自宅へ移築をしていましたが
平成20年、孫の健治さんが日出町に寄付し
町の有形文化財の指定を受けました。

新たに移築された場所は日出城址にほど近い日出町立萬里図書館の一角で、
およそ3年間かけて
当時の工法で復元された鬼門櫓には
元々使用されていた柱も使われています。
18日の月曜日には日出町や工事関係者、
地域のみなさんが出席し
完成を祝う式典が行われました。

式典では工藤町長が
「この完成式が行われましたのも
関係者の皆さん、
ご協力していただいた皆さんのおかげです心から感謝申し上げます」と挨拶。
櫓を寄贈した中村さん夫婦や
設計管理、工事に関わった方へ
感謝状が贈られました。


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