新春伝統行事「かせどり」

コーナー名:

放送日
2013.1.16
再生時間
3:05
※ この動画の公開は終了いたしました。



「あんた誰かえ?」とユニークなやりとりが見物の、
日出町大神原山地区に伝わる新春の行事が、
今年も13日の夜に行われました。
「かせどり」は、新たに子どもが生まれた家に『大足半』と呼ばれ
縦70センチ、横40センチ、重さ7キロもある「大きなわら草履」を届ける行事で、
「この草履がはけるくらい立派に大きく成長するように」との願いが込められています。
現在は、この地区の出生率も低いため、
近年では男女問わずに大足半を贈っています。
江戸時代末期に始まったと言われるこの「かせどり」は、
戦争などで約50年間途切れていましたが、
1999年 平成11年に平均年齢70歳の
原山(はるやま)ボランティアクラブが中心となって復活させ、
それからずっと続けられています。

贈り手は、相手に正体を知られてはならない習わしがあり、
かさや、みので体を包み、お面や化粧などで顔を隠して
今年は、2軒のお宅を訪ねました。

また地元、大神小学校の4年生と5年生3人も
祝いの「俵」を投げ込んでかせどりに参加しました。

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