暘谷城 隅櫓の土間たたき体験

コーナー名:

放送日
2012.9.19
再生時間
2:21
※ この動画の公開は終了いたしました。



日出町の有形文化財で
暘谷城にあった隅櫓の復元工事を
町内外の人達が体験しました。
これは、日出町が
多くの人に日本伝統の技を体験してもらおうと行ったものです。
隅櫓とは暘谷城本丸を守るため、
城の北東側に築かれた櫓の事です。
日出藩主の木下家が城を築いた17世紀初め、
北東の方角は災いを招く鬼門として
忌み嫌われていた事から
建物の角を削った櫓が建てられたと
言われています。

日出町は平成20年に、
傷みが激しくなった隅櫓を持ち主から譲り受け
翌年、町の有形文化財に指定しました。

また、一昨年からは移築先の萬里図書館前で
出来る限り忠実に再現しようと、
元々隅櫓に使用されていた古材を使い
保存修理工事が進められてきました。

この日は、隅櫓の土間部分を復元することになり、
町内外から参加したおよそ30人が
三和土を体験しました。
三和土とは、赤土や石灰などを混ぜ合わせ
何度もたたきしめながら固めて
床を作る技術のことで、
今回の工事には、元々隅櫓の土壁に使われていた土と、
山香の土、ニガリを混ぜ合わせたものが
使われています。



参加者は木製の道具を使って、ぺったんぺったんと土を叩き
自分の名前等を書いた記念の札を
埋め込んでいきました。

最後の仕上げは、
プロの職人によって行われたという事です。

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