井上俊子遺作展

コーナー名:

放送日
2012.9.10
再生時間
2:40
※ この動画の公開は終了いたしました。



日出町在住で今年の7月に亡くなった
井上俊子さんの遺作展が
開かれています。
この遺作展は日出町豊岡にお住まいで
今年の7月に92歳で亡くなった
井上俊子さんのご家族が
多くの人に俊子さんの作品を
見てもらいたいと開いたものです。

会場には俊子さんが描きためた
油絵や貼り絵の作品など
およそ50点が展示されています。

俊子さんは1919年京都市出身。
1947年に夫の章義さんの故郷である
大分市に移り住み
2003年からは日出町で生活を送っていました。

現役時代は新聞記者として
活躍していたという俊子さん。
55歳から絵画をはじめ、
およそ30年にわたり多くの作品を
描き続けました。
ご家族によると俊子さんは
とてもバイタリティに溢れた人で
平和や女性の地位について訴え
世の中の不公平なことを
好まなかったそうです。

また生涯で4冊の絵本を自費出版し
「イノウエトシコ90歳からの訴え」では
俊子さんの人生の間で変化した
社会や政治、生活を描いており
会場にはその原画も展示されていました。

ご家族が俊子さんらしい作品と呼ぶのは
こちらの特に大きな絵画。
三男の徹さんがアメリカにいた頃に
俊子さんも5か月ほどアメリカで過ごしており
その時の思い出などから描いた作品です。

また犬が好きだった俊子(としこ)さんらしい作品も。
こちらの貼り絵の作品には
大きなハロウィンのかぼちゃに
大好きな犬や小さな子供たちが
楽しげに遊んでいる様子が描かれています。

作品展を開いたお子さんの一人
長女のヒカルさんは
「この作品から母らしさを感じてもらたら」と
話していました。

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