日出町防災パトロール

コーナー名：

放送日
2012.6.21
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大雨や台風による風水害が
増える時期を前に
日出町で防災パトロールが
行なわれました。
この防災パトロールは
集中豪雨や台風などの
自然災害が多発する時期を前に
水害や土砂災害が予想される箇所の
現状把握を目的として
毎年この時期に行われています。
この日は日出町や日出消防署
杵築日出警察署
陸上自衛隊別府駐屯地などから２９人が参加。
初めに、日出町役場で
担当者による危険予想箇所の概要説明がありました。
日出町には現在、
土砂災害が予想される急傾斜地や
大雨で氾濫する恐れがある老朽ため池など
合わせて２４箇所の危険予想地域があります。

説明会の後には、
初めに沿岸部に設置されている
防災行政無線を見学し
続いて、危険予想地域　４箇所をパトロールしました。

この防災行政無線は、
地震や津波などの大規模災害をいち早く
地域住民に知らせることを目的として
設置が進められています。
昨年度末までで１３箇所の設置が完了していて
一つのスピーカーでおよそ４００メートルの地域をカバーできるそうです。

日出町豊岡本町にある
土砂災害　警戒区域に指定されている場所。
この場所で大雨が続き土砂災害が起きた場合は
付近の住宅　およそ１４棟に
被害が発生する恐れがあります。
現在、対策として落石防止柵などが設置されています。

日出団地にある神田池では大雨による氾濫が予想され、
氾濫した場合には　住宅や国道、ＪＲ線などに
被害が出る恐れがあります。
現在は、平成１３年度に
池の水位を下げるための工事を行なったため
水位はかなり下がっているそうです。
今後　大雨などの際には
今回のパトロールを活かし　危険箇所を
重点的に警戒していくということです。

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