初せり 水産・青果・花き

コーナー名:

放送日
2015.1.7
再生時間
8:07
※ この動画の公開は終了いたしました。



別府市公設地方卸売市場で、
花、水産物、青果の初せりが行われ、
お目当ての品を手に入れようと
多くの買受人でにぎわいました。卸売市場の中で今年最初のセリを開始したのは魚市場です。
魚市場では午前6時15分から、
水産部門の初せり式が開かれました。

今年1年の商売繁盛を願い
全員で手締めを行ったあとには
いよいよセリがスタート。

初荷と書かれた札がたてられた市場には
水揚げされたばかりの新鮮な魚介類が並び
買受人が次々に競り落としていました。


青果市場の初競り式では、
卸売会社を代表して牧 和夫 さんが
「昨年は消費税増税と悪天候などで
苦労があったと思います。
今年は農業界の仕組みの変化が進み、
農業を取り巻く環境は厳しくなると思います。
これを乗り切るために、農業関係者同士の
関係を深め合いましょう」とあいさつ。

続けて、農協と買受人の代表者があいさつし、
厳しい状況が続く中でも、安全・安心な農産物で
地域の人からの信頼獲得を目指すことや、
町の青果店が元気でいられるように
頑張っていくことなどが述べられました。

式では最後に、市場の発展と関係者の健康を祈って
手締めが行われました。

この日、市場に並んだ野菜や果物の数は、
年末年始の寒さのために少なめだったそうですが、
新鮮な野菜や春の七草をまとめたセットなどが
競りに出されていました。
競りでは、競り人の声が響く中、
集まった買受人(かいうけにん)たちが
お目当ての商品を競り落としていました。


別府市と日出町の農業関係者は
今年、いい天候が続き、
値段も品質も安定した野菜と果物を
出荷できることを期待しているということです。

この日の午後からは花市場で初競りが行われました。
初せり式では はじめに、浜田 博市長が、
「昨年は皆さんのご尽力で
地域の人や観光客の皆さんに
華やかで美しい花を提供できました。
別府市は今後も花市場の活性化に向けて
応援していきたいです」とあいさつ。
続いて、別府花市場を代表して
理事長の佐藤 隆博さんが挨拶しました。


最後に市場の発展と関係者の健康を願って
松尾孝幸さんの音頭で手締めを行いました。

セリが始まると掬やバラなど
色とりどりの花が並んだ市場には
せり人の威勢の良い声が響き渡っていました。

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