「九州オルレ」別府コースがオープン

コーナー名:

放送日
2014.12.9



韓国で「オルレ」と呼ばれている
トレッキングの九州版、「九州オルレ」に
別府の志高湖周辺を巡るコースが加わりました。

「オルレ」とは韓国・済州島の言葉で
「家に帰る細い道」を意味し、
現在では、島の魅力を発信するための
トレッキングを表す名称です。
韓国では現在、トレッキングがブームになっており、
多くの人が済州島を訪れています。
そして、「九州オルレ」とは、
韓国人を中心としたトレッキングファンを
九州に呼び込むために、
九州観光推進機構が
平成24年から行っているものです。

大分県内には、これまでに九重町のコースと、
豊後大野市と竹田市の両方を巡るコースが
ありましたが、
このほど、別府市の志高湖周辺の林道が
3つ目のコースとして認定されました。

別府コースの使用が開始された7日には
安全祈願祭とオープニングセレモニーが
志高湖で行われました。

これには市の職員や林道の整備に協力した近隣住民、
それに、済州島の
「オルレ」を主催する団体の代表者や
韓国の旅行業者などが出席。
安全祈願祭では、
地元にある神社の神職が祝詞を上げた後、
浜田市長をはじめ、
別府コースの運営に携わる人たちが
玉串を捧げました。

続いて行われたオープニングセレモニーで浜田市長は
「別府コースの開始で今後、
韓国からの観光客増加を期待しています。
みなさんには四季折々の美しい自然に溢れる
この地域を楽しんでもらいたいです」とあいさつ。

次に、済州島でオルレを主催する団体の理事長が
「韓国から来たみなさんには、
国に帰ったら別府には温泉だけではなく、
きれいな自然もあることを
多くの人に知らせてほしいです」と
あいさつしました。

セレモニーの後には、
オルレ式のテープカット「リボンほどき」が行われて
別府コースの利用がスタート。
視察に来た韓国人や
集まった県内のトレッキングファンたちが
一斉に歩き出しました。

この別府コースは、志高湖をスタートし、
昔、地域の人が使っていた林道を通り、
再び志高湖に戻る11キロのコースです。
コース上には湖や美しい木々、
周辺の景色が一望できる眺望ポイントなどがあり、
奥別府の自然が堪能できます。

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