鉄輪 最後の句碑除幕式

コーナー名:

放送日
2014.9.18
再生時間
2:01
※ この動画の公開は終了いたしました。



みなさんは鉄輪温泉一帯の
様々な所にある句碑を見たことがありますか?

これは毎年設置されているものですが、
今年で最後の設置となり、10日には、
その除幕式が行われました。
鉄輪一帯にある句碑は鉄輪の町づくり団体、
「鉄輪愛酎会」が設置しているものです。
鉄輪愛酎会は、昔ながらの温泉地らしい雰囲気を作る活動をしており、
その一つとして、鉄輪を訪れる市民や観光客から俳句を募集し、
毎年、その年の優秀作品を句碑にして、
鉄輪地区に設置しています。

この活動はこれまで22年続いていましたが、
開始当時から俳句の選者を務めていた
倉田 紘文さんが
先日亡くなったことから、
句碑の設置はこの22基目で最後です。

この日は、最後の句碑が設置されている
鉄輪上の湯けむり広場で除幕式が行われ、
県内の俳句愛好者や地元住民など
およそ50人が参加しました。

今回、およそ2300の応募作品から選ばれた俳句は、
別府市の古賀宣道 さんの一句、
「湯けむりを 抜けてひとこゑ 時鳥」です。

古賀さんはこの句について、
「湯けむりを背景にホトホギスの鳴き声が聞こえる
鉄輪の情景を詠みました。
また、このホトトギスの鳴き声は
倉田 紘文 先生の声とかけたもので、
またその声を聞きたいという
想いも込めています」と話していました。

句碑の設置は今回で最後ですが、
俳句の募集は今後も継続されます。
鉄輪愛酎会は、これからも鉄輪の情報を発信し、
この地が多くの人に愛されるような
取り組みを行っていく方針です。


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