鉄輪温泉湯あみ祭り

コーナー名:

放送日
2013.9.24
再生時間
1:40
※ この動画の公開は終了いたしました。



別府八湯のひとつ鉄輪温泉で、
毎年恒例の湯あみ祭りが、
3日間にわたって行われました。

これは、鉄輪温泉を開いたとされる
一遍上人の供養と温泉の恵みに感謝するお祭りで、
旅館組合・自治会・地獄組合などで作る
NPO法人「鉄輪温泉共栄会」が毎年開いているものです。

初日となったこの日は、
鉄輪地区の旅館や
個人の家から持ち寄った温泉を供養する
献灯筒供養が行われ
献灯筒に火が入ると
温泉山永福寺の住職により、読経が行われました。

続いて行われた「上人餅つき会」では
共栄会のメンバーや観光客が
およそ20キロの餅をつきました。

このもち米は温泉の噴気を使って蒸したもので
参加した皆さんは掛け声にあわせて
力いっぱい杵を振り下ろしていました。

つきたてのお餅は
婦人部のみなさんによって丸められ
小餅と鏡餅に分けられ
小餅は参加者に振舞われました。




23日 月曜日、祭りの最終日には
メインイベントの
一遍上人法要と稚児行列が行われました。

この日は、別府市や大分市、
遠くは長崎県佐世保市から集まった
2歳から9歳のお稚児さん34人が参加。

始めに、温泉山永福寺で一遍上人法要が行われ、
綺麗に着飾ったお稚児さんたちが、
住職の読経に合わせて、
大きな数珠をくるくると時計回りに回し、
一遍上人に思いを馳せました。

その後、お稚児さんを先頭に
一遍上人像を乗せた御室(おむろ)が出発。

一行は、「渋の湯」を目指して歩いて行きました。


1分09秒~1分25秒
「渋の湯」では、
一遍上人像が
温泉につかる「湯あみ」が行われました。

「鉄輪むし湯」前では、お稚児さんが
「病気をしないで健康でありますように」と
無病息災をお祈りしながら
上人像にひしゃくでお湯をかけました。

一行は、温泉の恵みに感謝の気持ちを捧げながら、
「熱の湯」「すじ湯温泉」を回り、
鉄輪の町を練り歩きました。

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