差別をなくす講演会

コーナー名:

放送日
2013.8.29
再生時間
2:36
※ この動画の公開は終了いたしました。



大分県では8月を
「差別をなくす運動月間」と定め
各地域で啓発活動が行われています。
市内の施設では差別問題について考える
「市民の集い」が開かれました。「差別を無くす市民の集い」は大分県が定める
「差別を無くす運動月間」に合わせて
別府市や人権問題啓発推進協議会などが
毎年8月に開いているものです。
この日は人権擁護委員や学校関係者など
およそ400人が集まりました。

今回の「集い」では講演が行われ、
全国隣保館連絡協議会 事務局長中尾 由喜雄さんが
「人権文化豊かなまちづくりに向けて」というテーマで話しました。
中尾さんは、兵庫県の芦屋市役所の元職員で、
同和地区にある施設に40年近く勤務。
在職中の1995年に発生した
阪神・淡路大震災の際には地震に耐えた
中尾さんの職場施設で多くの避難民を受け入れました。

避難民は、同和地区の人を中心に
地域外から家を失くしてきた人など
およそ400人おり
数か月間生活を共にしたそうです。
その際、地区の人達は
地区全体の印象を少しでも良いものにしようと
 積極的に地区外からの避難民の世話をしました。

集まった市民は、
「出身地域がどこであろうと、
皆同じ心を持つ1人の人間なんです」と話す
中尾さんの話を最後まで真剣に聞いていました。

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