演劇集団P-nuts公演

コーナー名:

放送日
2013.7.4
再生時間
2:37
※ この動画の公開は終了いたしました。



別府市や大分市を
拠点に活動している
演劇集団ピーナッツの
公演が行われました。演劇集団ピーナッツは2006年に結成。
現在は別府市や大分市を中心に
芝居好きな12人で活動をしています。
6回目となる今回の公演は
別府ブルーバード会館を会場に
昼夜の2回行われ
合わせて220人の観客が訪れました。
演目はオリジナル脚本の「紺碧」
教師として行き詰まりを感じている主人公の若者が
空間のひずみに迷い込んで
戦時中の日本の子どもたちと
出会う架空の物語で
実際に第二次大戦中、大分県津久見市の保戸島で
小学校が爆撃された出来事を元に作られました。 
津久見市の記録には1945年7月25日に
アメリカ軍の戦闘機が3発の爆弾を落とし、
そのうち1発が保戸島国民学校を直撃。
教師を含む子ども達127人が命を落とし、
そのうち36人は遺体の損傷が激しく
身元の確認ができなかったとあります。

脚本・演出を担当した別府市在住の佐倉吹雪さんは
「衝撃的な歴史にも関わらず
あまり知られていない事に驚きました。
本当に扱っていいのか悩みましたが
事実ほど訴えるものは無いと思い
真摯(しんし)に取り組んできました。
舞台を通して少しでも多くの人に
この出来事を知ってもらえれば。」
と話していました。

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