武者人形展

コーナー名:

放送日
2013.4.4
再生時間
3:51
※ この動画の公開は終了いたしました。



端午の節句にかかせない
五月人形を展示する
「武者人形展」が
開かれています。

この「武者人形展」は、
別府市中央町にお住いの長野 清さんが集めた
五月人形の甲冑を展示したものです。

長野さんは、小さなころから
五月人形の飾りや甲冑が好きで、
20数年前から収集し始めました。

会場には明治時代から現代に作られた兜や甲冑
41点が並んでいて、
ひとつひとつに説明文がついています。

兜や甲冑の装飾には、
日本神話に登場する月の神
月読尊を信仰した半月や
勝虫の異名が好まれて使用されたトンボなどが
あしらわれています。

展示品の中には、
「一木造兜」という一つの木から彫った兜や
純銀製の兜など珍しいものも展示されています。

また、古墳時代からの鎧兜を
年代順に並べたコーナーもあり、
時代の移り変わりを楽しむことができます。

こちらの埴輪(はにわ)は古墳時代の甲冑を身に着けたものです。

この時代は、陸上での戦闘が中心だったため、
全身を覆う武具を身に着けていました。

平安時代は身分の高い人は馬に乗って戦場に赴くようになり、 
上半身を中心に守る鎧に変化。

室町時代に入ると、
馬を下りて戦うことが多くなり、
草摺とよばれる腰から太ももを守る武具を動きやすく改良し
足の装備も充実したものに変化しました。
安土桃山時代には、槍での戦に対応するため、
当時の南蛮文化を取り入れ、
板札と呼ばれる一枚板の胸当てが使用されています。

長野さんは、
「これから平安時代末期、源義経が活躍したころの 
甲冑も集めていきたい。」と話していました。

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