七草がゆをつくろう

コーナー名:

放送日
2013.1.9
再生時間
3:31
※ この動画の公開は終了いたしました。

1月7日は人日の節句でした。

人日の節句はひな祭りで知られる
上巳の節句や子どもの日で知られる端午の節句など1年に5節句あるうちのひとつです。
日本ではこの日に1年の豊作と無病息災を願い
七草がゆを食べるのが習わしです。
別府大学短期大学部でも
人日の節句を前に「七草がゆ」をつくる催しが開かれました。


七草がゆは、その名の通り、
おかゆに7種類の植物が入ったものです。
古代中国から日本に伝わって以来
毎年1月7日の人日の節句に
食べるものとして親しまれてきました。
5日に行われた七草がゆを作る催しは、
伝統的食文化を未来に繋げていきたいと
  別府大学短期大学部 
食物栄養科の学生で食育活動をしている
「WA―SYOKU女士隊」が中心となって
開いたものです。
この日は、別府市内外から集まった15人が
県内1年間の七草生産量のおよそ半分を生産する
豊後高田市の北崎農園で
七草を摘み取りました。


七草には、その名前や形、色からそれぞれに意味があります。
「競り勝つ」という意味の「セリ」、
「撫でて汚れをはらう」「ナズナ」、
その昔、人々の厄払いのために川に流していた
御形仏の代わりにされていた「ゴギョウ」、
「繁栄がはびこる」「ハコベラ」、
「仏の安座(あんざ)」の「ホトケノザ」、
「神様を呼ぶ鈴」を表す「スズナ」、
「汚れ(けがれ)を知らない純白」を意味する「スズシロ」です。

参加者は、七草を摘み取ったあと、
別府大学の調理室に移動。
七草を包丁で切り、軽く茹でてから
あらかじめ用意されていた「おかゆ」に加えて調理しました。

また、この日はおかゆの他にも、
佐伯市米水津産のアジと、
中津市耶馬溪町特産の豚、錦雲豚を使った
料理が並べられました。
調理後のお食事会では、
七草がゆに含まれる栄養や効果のお話などが
あったということです。

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