空き家アパートを行政代執行で解体

コーナー名:地域の話題/わくわくとんぼテレビ

放送日
2016.2.9
再生時間
2:00
※ この動画の公開は終了いたしました。

別府市は「空家対策特別措置法」に基づき、
所有者が分からず倒壊の恐れがある
南町の永石アパートを行政代執行による解体作業を始めました。
特措法に基づく行政代執行は、
県内で初めてのケースだということです。

解体する空き家アパートは、別府市の市道・永石通りに面した
木造2階建ての「永石アパート」です。
別府市によると、このアパートは1947年頃に建てられ、
戦後、海外から引き揚げた人たちが居住。
2010年からは空き家となり、老朽化が進んでいました。
倒壊の危険がある空き家を行政が所有者の代わりに撤去できることなどを
定めた「空き家等対策の推進に関する
特別措置法」に基づき、市は、建物の前に張り紙をするなどして
登記簿に記載されている団体「別府海外引揚同胞自治組合」に
撤去を求めてきましたが、期限までに連絡はなく建物所有者の特定には至らなかったそうです。
今回、近隣住民の安全確保のため、別府市は、県内で初めて行政代執行に踏み切りました。
解体業務の委託費510万円は、別府市が一時的に負担。
今後、土地所有者の遺族などに請求していくとのことです。

取材内容(番組動画、テキストなど)は
2016年2月8日の取材に基づいた内容となっております。

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