第７１回全国ろうあ者大会ｉｎおおいた

コーナー名：地域の話題／わくわくとんぼテレビ

放送日
2023.6.13
再生時間
3:00
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手話で意思疎通する人たちが集まる「第７１回
全国ろうあ者大会イン　大分」が８日から４日間、
大分市や別府市などで開かれました。

この大会は、全国各地からおよそ２５００人の
聴覚障害者や手話通訳者らが集まり、
福祉の向上や社会への理解を広げることを目的に
各県持ち回りで全日本ろうあ連盟が毎年主催しているものです。
大分県内の開催は、１９５３年の第４回大会以来、７０年ぶり。
最終日の１１日は、別府市のビーコンプラザで式典が開かれ、
大分市の南大分を拠点に活動する
「子ども小潮太鼓」の演奏で幕開けをしました。

式典では、実行委員長を務める県聴覚障害者協会理事長の西村務さんが
「ろうあ者を取り巻く環境も大きく変わり、
去年『障害者アクセシビリティ・コミュニケーション施策推進法』が制定され、
すべての障害者に対する情報保障と社会参加の機会拡大につながる
大きな一歩が刻まれました」などと歓迎の挨拶をしました。
続いて、全日本ろうあ連盟理事長の石野富志三郎さんが
「今大会のテーマに込められた想いの通り、
先人たちより引き継がれてきた歴史や熱意を私たちがさらに飛躍させ、
次の世代にも伝えていきましょう」とあいさつ。
長野恭紘市長が手話を使って歓迎のことばを述べました。

また大会の中で、５人と２つの団体を表彰。
県内からは、１９８１年から県聴覚障害者協会の活動をつづけ、
評議員・副理事長をつとめた産谷喜久太さんと
長年、聴覚障害者や手話通訳者への相談・支援に
尽力した故奈須博幸さんへ表彰状が贈られました。
最後に、受賞者を代表して
長崎県で聴覚障害者のシェアハウスを設立した
本村順子さんが「仲間とともに活動し、今、ここにいることができました。
仲間とともに受賞の喜びを分かち合いたいと思います。」と
謝辞を述べました。

取材内容(番組動画、テキストなど)は
2023年6月11日の取材に基づいた内容となっております。

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