歩いて学ぼう!戦中戦後の別府

コーナー名:地域の話題/わくわくとんぼテレビ

放送日
2022.8.11
再生時間
2:14
※ この動画の公開は終了いたしました。

かつて別府公園周辺にあった米軍の駐屯地
「キャンプ・チッカマウガ」の
歴史について歩いて学ぶイベントが開かれました。

「歩いて学ぼう!戦中戦後の別府
~キャンプ・チッカマウガ~」
と題したこのイベントはフィールドワーク形式で、
別府市と別府市教育委員会が主催する
「平和を考える市民の広場」の
一環として今回初めて実施されました。
これは別府公園とその周辺を
ガイドの説明を聞きながら歩くことで
多くの人に別府の歴史に触れてもらう狙いがあります。

この日ガイドとして招かれたのは
一級建築士の土田眞一さん。
土田さんは、別府の地と昭和の時代に強い関心を持ち、
独自に別府の歴史について調査した知識をもとに
15年ほど前から別府路地裏ガイドとして活動しています。

ガイドを務めた土田さんは現在、別府公園の入り口となっている場所が
「キャンプ・チッカマウガ」の正面ゲートだったことや
アメリカ、アラバマ州の「チッカマウガ」という土地と
別府公園周辺の地形が似ていることから
この名前が付けられたことなどを参加者に説明しました。

また、公園の中心部にある
「チッカマウガ・ツリー」と呼ばれるヒノキの大木は、
米軍がイエス・キリストの生誕を祝うクリスマスツリー
として植えたものであることを説明すると
参加者は土田さんの話に聞き入っていました。

屋外でのフィールドワークが終わると
別府市美術館に場所を移し、
キャンプ・チッカマウガで撮影された
当時の写真や資料などのパネル展示を見ながら
駐屯地の様子と米軍の別府での暮らしなどについて学びました。

別府市美術館ではこの他に
「平和を考える市民の広場」の取り組みとして
ウクライナの避難民が描いた絵の展示や、
戦争体験者に当時の様子を取材した動画の上映などを行っています。

取材内容(番組動画、テキストなど)は
2022年8月5日の取材に基づいた内容となっております。

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