襟江亭を後世に」フォーラム

コーナー名:地域の話題/わくわくとんぼテレビ

放送日
2024.2.7
再生時間
2:41

江戸時代、日出藩の参勤交代などに使われた、お茶屋「襟江亭」を
後世に残していくための歴史フォーラムが日出町で開かれました。

襟江亭は、江戸時代前期の1667年、日出藩3代藩主、木下俊長が
現在の日出町大神に建てた木造平屋建ての茶屋です。
この茶屋は、20年ほど前から空き家となり、
建物全体の老朽化が進み、倒壊する危険性が指摘されています。
今回のフォーラムは、歴史的価値のある「襟江亭」を保存し、
後世に残す機運を高めようと、大分県建築士会が開いたものです。
日出町歴史資料館の平井義人館長が
「襟江亭のこれまでとこれから」と題して講演。
「襟江亭」は、参勤交代で江戸に向かうための
船の風待ちや潮待ちをする休憩所に利用された
茶屋として、唯一現存する建物であるとその歴史的価値を訴えました。

続いて、日田市で伝統的建造物の修復を手がける
Y.O設計の養父信義代表が、「襟江亭の調査を通して」と題して講演。
これまでの文献調査や放射性炭素による年代測定から建物を支えるはりや柱は、
17世紀初頭の木材を使用していることが確認され、
現存する建物を後世に残していく必要性を説きました

取材内容(番組動画、テキストなど)は
2024年2月3日の取材に基づいた内容となっております。

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