人間魚雷「回天」 戦没者に拝礼

コーナー名:地域の話題/わくわくとんぼテレビ

放送日
2022.4.26
再生時間
2:22
※ この動画の公開は終了いたしました。

日出町大神には、戦時中、人間が乗り込み敵艦に
体当たり攻撃をした人間魚雷「回天」の
訓練基地がありました。

この回天の元乗組員などで作る大神回天会が、
関係する戦没者が祀られた回天神社を参拝しました。

人間魚雷「回天」は太平洋戦争末期に開発された
搭乗員が乗り込んで操縦し、
敵艦に体当たりする特攻兵器です。
日出町大神では、1945年に「大神突撃隊」が創設され、
搭乗員の訓練や回天の整備を行う基地がありました。

基地跡そばの住吉神社内には、回天に関係した
全国の戦没者1073柱が祀られた
回天神社があります。
ここでは元搭乗員やその家族などから成る
「大神回天会」が例年4月25日に例祭を実施。
この4月25日は1976年に、元搭乗員などが
大神突撃隊が創設された日に合わせて
初めて慰霊祭をした日にちなんでいます。
しかし、会員の高齢化や新型コロナウイルスの流行のため、
大神回天会は2年前から例祭の規模を縮小し、
会として例祭を開催することを昨年で終了させました。
これを受け、今年の4月25日には、
元搭乗員やその家族などの会員や有志など
15人ほどが出席し、神事の無い拝礼のみを行い、
玉串を捧げたり、鎮魂歌を歌ったりして
祀られている御霊の安らかな眠りを祈りました。

終戦から77年、大神回天会によると、
回天の元搭乗員で存命なのは全国でも8人で、
みな95歳を超えているということです。

取材内容(番組動画、テキストなど)は
2022年4月25日の取材に基づいた内容となっております。

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