赤松山願成就寺で火渡り

コーナー名:地域の話題/わくわくとんぼテレビ

放送日
2022.2.15
再生時間
2:51
※ この動画の公開は終了いたしました。

日出町藤原の赤松山願成就寺で
毎年恒例の火渡りが行われました。

赤松山願成就寺は、今からおよそ1300年前の奈良時代718年に
仁聞菩薩が、国東半島一帯に今でも残る信仰
「六郷満山」の最後に建てた寺で、
六郷満山を開山する願いを叶えられたことから
「願成就寺」と、その名を付けました。
この寺では毎年2月10日と11日の2日間、
厄除けや無病息災などを祈願する春の大祭が
行われています。
大祭の間には、一回転させると
そこに収められた経典に書かれている
すべてのお経を唱えたと同じとされる
「輪転蔵」の御開帳がありました。

快晴に恵まれたこの日は、新型コロナの影響で、
例年より少ない参拝客でしたが、
修験者の格好をした僧侶が
願い事を書いた護摩木を投げ込む
「採灯護摩」が行われました。
始めに、縄が張られている結界を
より強いものにするため、6方向に矢を放つ「宝弓の儀」が行われ、
放たれた矢は、厄を払う破魔矢であることから
参拝客が持ち帰りました。

続いて、積み上げられた檜の護摩壇に火が灯され、
僧侶が無病息災や家内安全など
今年1年の願い事が書きこまれた護摩木を投げ込み、
次々と焼いていきました。
護摩壇が燃え尽きたあとには、「火渡り」が行われ、
参拝客は、裸足になり、手を合わせるなどして、
それぞれの願いや厄払いのために熱い炭の上を渡りました。

取材内容(番組動画、テキストなど)は
2022年2月11日の取材に基づいた内容となっております。

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