日出町の伝統行事「かせどり」

コーナー名:地域の話題/わくわくとんぼテレビ

放送日
2018.1.17
再生時間
3:50
※ この動画の公開は終了いたしました。

日出町大神原山地区で子どもの健やかな成長を願う
伝統行事「かせどり」が行われました。

「かせどり」は、子どもが生まれた家庭に
縦75センチ、横50センチある
大きなわら草履『大足半(おおあしなか)』と
わらを編んだひも『結手(いいで)』を届ける行事で、
子どもの健やかな成長などを願います。
江戸時代末期に始まったと言われる
この「かせどり」は、戦争などで約50年間途絶えていましたが、
1999年・平成11年に原山ボランティアクラブが復活させ、
毎年続けられています。
今年は、原山地区で生まれた子どもがおらず、
ボランティアクラブのメンバーのお孫さんが
里帰りしての行事開催となりました。

贈り手は、相手に正体を知られてはならない習わしがあり、
大人は覆面をし、子どもたちは、
タヌキやキツネに似せた化粧をして変装します。
一行は、14日の日曜日の夜、一昨年に2人の孫が生まれた
岩尾今朝美さん宅を訪問しました。

出迎えた家族は、酒や餅を出して接待。
相手の正体を探ろうと、出した品をわざと引っ込めて顔をのぞき込むなど
ユーモラスなやりとりを繰り広げました。

またこの日は、地区の児童6人も「かせどり」行事に参加し、
祝いの俵を勢いよく投げ込みました。

取材内容(番組動画、テキストなど)は
2018年1月14日の取材に基づいた内容となっております。

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