内竈農地を守る会設立総会

コーナー名:地域の話題/わくわくとんぼテレビ

放送日
2015.9.18
再生時間
2:56
※ この動画の公開は終了いたしました。

別府市で内竈農地を守る会が
新たに発足し設立総会が開かれました。

内竈農地を守る会は内竈堂面棚田を再生する会を前身とする会で
内竈の堂面地区、温水地区にある農用地や水路、農道などを整備、維持し
農地が持つ多面的機能を保全しようと新たに設立されたものです。

農地の多面的機能とは国土保全や水源かん養、自然環境保全、
景観形成などのことをいいます。

農村での高齢化や人口減少が進行し
水路や農道の維持管理が困難となっている近年、
その機能は失われつつあります。

それに対し国では平成26年に多面的機能支払制度を定めており
農業者で組織した団体に農地を維持するための人件費や
燃料などの消耗品に使える補助金を交付しています。

内竈農地を守る会の活動にも現在耕作している水田1平方メートルに対し
別府市から7円の補助金が交付される予定です。

16日に開かれた設立総会には守る会の会員や
別府市農林水産課の担当者が出席、
はじめに会長の伊藤繁幸さんがあいさつしました。

その後、議長が選出され会の規約や対象農地、
今年度の事業計画や収支予算についてが議案としてあげられすべてが承認されました。

会では今後、水路や農道の補修、草刈りや耕作放棄地の再生などを行い
農業用地の保全に努めるということです。

取材内容(番組動画、テキストなど)は
2015年9月16日の取材に基づいた内容となっております。

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