新春行事「かせどり」の準備

コーナー名:

放送日
2014.12.19
再生時間
2:31
※ この動画の公開は終了いたしました。



日出町大神の原山地区に伝わる
新春行事「かせどり」を前に、
地元のボランティアクラブが
この行事で使われる
縁起物を製作しました。「かせどり」は、原山地区内の新たに子どもが生まれた家に
縁起物を贈る行事です。
江戸時代末期には既に行われていたと
言われている「かせどり」は、
戦争などのために50年ほど途絶えていましたが、
平成11年に「原山ボランティアクラブ」によって復活し、
毎年行われるようになりました。

来年に向けた準備は11月から始まっており、
ボランティアクラブのメンバーは毎週火曜日に
地区の公民館に集まっています。
みなさんはこれまで、
メンバーの一人が持つ田んぼで作られた
もち米の稲わらを編んで3つの縁起物を製作。
16日には縁起物に水引や紅白の飾りを付ける
仕上げ作業を行いました。

これは「大足半」と呼ばれる
縦70センチ、横40センチもある大きなわら草履で、
「子どもにこの草履から足がはみ出るほど
立派に成長してもらいたい」という
願いが込められています。
この他にも、稲の束をまとめるヒモを
長さ1メートルほどに大きくし、
「将来いい縁に結ばれるように」との
願いが込められた「結手」と
五穀豊穣を祈る「俵」がこの日完成しました。

来年の「かせどり」は1月11日の夜に行われ、
この日完成した縁起物は
今年子どもが生まれた1軒のお宅に贈られます。

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