隅櫓が町文化財に

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放送日
2009.8.18
再生時間
2:10
※ この動画の公開は終了いたしました。



日出町東仁王にある隅櫓(すみやぐら)が町の指定文化財に登録されました。
隅櫓は、江戸時代に暘谷城本丸の北東の隅に築かれた二階建ての建物です。北東の方角は昔から「鬼門」というわざわいを招く方向にあたり、「鬼門櫓」とも呼ばれていました。現在は、日出町東仁王の個人のお宅にあるこの隅櫓。鬼門から入るわざわいを防ぐため、北東の角を切り取り、他の櫓とは違った構造をしていることから、全国的に珍しいものだと言われています。
日出町役場で行われた文化財指定式では、吉田教育委員長が工藤町長に指定書を手渡しました。

日出町では、かつての城下町の風情を蘇らせようと、暘谷城址周辺の整備を5ヵ年計画、総事業費、約6億円で進めています。隅櫓は、来年の春までに萬里図書館近くに移築、復元し、歴史資料や文化的要素の高い作品を展示するギャラリーとして生まれ変わります。
また、暘谷城址周辺には年間約4,100人の観光客が訪れていますが、休憩施設やトイレなどが整備されておらず、不便であるという声があがっていたことから、「暘谷城二の丸館」の建設を進めています。その他、現在は解体保存されているお城の東側にあった「裏門櫓」の復元も行われることになっています。


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