世界への扉を開いて

コーナー名:

放送日
2009.10.5

APU・立命館アジア太平洋大学が開学してから来年の春で10年を迎えます。
それを記念して今月から1年間に渡って様々な記念事業が催される予定で、今月1日にはオープニングイベントが開かれました。
2000年4月、十文字原に開学したAPU立命館アジア太平洋大学は、これまで109の国と地域からおよそ6000人の留学生を受け入れ、地元別府の国際化にも大きく貢献してきました。

カフェテリアのアットホームな雰囲気の中で行われたオープニングイベントは、学生サークルによる韓国の伝統舞踊『サムルノリ』で幕を開けました。

全員で記念のカウントダウンを行った後、モンテカセム学長が挨拶をしました。

続いて10周年記念事業の紹介やプレゼントの抽選会などが行われました。
記念事業は今月24日から行われる学園祭での特別企画や記念シンポジウム、ノーベル賞受賞者を招いての交流会などが予定されています。
また市内に青いラッピングバスも走る予定です。



またAPUでは現在、世界各国の報道カメラマンが、昨年1年間に撮影した選りすぐりの作品が並ぶ世界報道写真展2009が開かれています。
この写真展では、124の国や地域で活動している5500人のカメラマンによる9万6000点の作品の中から選ばれた、およそ200点の入賞作品が展示されています。

会場にはアメリカのオバマ大統領が選挙演説で民衆に熱弁を振う一瞬や、中国四川省を襲った大地震の中、たくましく生きる人々の様子、各地で続く内戦や紛争を捉えた作品など、写真を通じて世界の現実が訴えて来ます。

大賞の作品はアメリカの経済危機の影響で、立ち退きを言い渡された住民が家に残っていないか銃を構えて確認する警官を写した作品で、経済危機に苦しむアメリカ社会の様子が伝わってきます。
その他にも世界の文化やスポーツ、自然など様々なジャンルの作品が並び、その場の一瞬の空気まで伝えそうな臨場感に溢れています。


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