認知症講演会

コーナー名:地域の話題/わくわくとんぼテレビ

放送日
2017.3.20
再生時間
2:40
※ この動画の公開は終了いたしました。

認知症患者を家族に持つ人や
地域がどのように患者と接するべきかを学ぶ講演会が
日出町で開かれました。

この講演会は、医療や福祉など
高齢者の生活を支援する日出町地域包括支援センターが開き、
およそ50人の町民が集まりました。
講師を務めたのは、日出町在住でソーシャルワーカーとして高齢者福祉に精通し、
カウンセリングや福祉施設作りなどを九州各地で行っている明石 二郎さんです。

WHO、世界保健機関では、認知症は脳の病気によって生じる障害とされています。
原因となる病気は脳が委縮するアルツハイマーやピック病、
脳の血管が詰まる疾患や異常物質の蓄積などです。

明石さんは、もの忘れをはじめ、時間や場所の認識に
異常が出始めた人に対して適切な対応を取れば、
行動や精神面に異常が進むことを遅らせることができると説明。
加えて、周りの人も大変だが、患者自身も
不安や喪失感を感じているので、家族や地域が認知症を理解して、
怒ったりせず微笑みかけるなど、認知症の人が安心できる場所を作ることの
重要性を話していました。

昨年11月の時点で、日出町の65歳以上の高齢者およそ8100人の内、
認知症のために介護を受けている人の数は分かっているだけで935人。
町では、こうした講演会を通じて認知症を広く理解してもらい、
早期発見と治療によって重症化を防ぎたいとしています。

取材内容(番組動画、テキストなど)は
2017年3月19日の取材に基づいた内容となっております。

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