差別をなくす人権講演会

コーナー名:地域の話題/わくわくとんぼテレビ

放送日
2020.8.20
再生時間
2:20
※ この動画の公開は終了いたしました。

大分県は8月を差別をなくす運動月間と定めています。

これに合わせて日出町で部落差別をテーマにした
人権講演会が開催されました。

この講演会は差別のない社会を目指し、
人権問題について多くの人に知ってもらおうと
大分県が独自に定める差別をなくす運動月間の一環で
日出町が開催したものです。
この日は人権問題について県内各地で講演を行っている
大分県啓推協人権問題研修講師の
一法師英昭さんが「今を生きる私たち~部落史の視点から~」と題して
部落差別が起きた歴史的背景を中心に
講演しました。
一法師さんは現代における部落差別は
江戸時代に作られた身分制度「士農工商」について
間違った認識が浸透したことが始まりと説明。

最近までの教育では被部落差別はこの士農工商の中で
最下位の身分と位置づけられていました。
しかし実際は、階級的に下なのではなく
他の身分と同列にある身分の一つとして
牛馬の処理や革細工などを担い部落の人たちは
皮細工や社会や世間とつながる欠かすことのできない存在でした。
一法師さんはこのような誤解が
現代における部落差別の要因であると話し、
今後の差別に対する考え方について話しました。

取材内容(番組動画、テキストなど)は
2020年8月18日の取材に基づいた内容となっております。

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