別府市全域温泉一斉調査

コーナー名:地域の話題/わくわくとんぼテレビ

放送日
2019.11.18
再生時間
2:40
※ この動画の公開は終了いたしました。

別府市が市民と共に継続的に行なっている
温泉資源に変化がないかを調べる調査が
今年も行われ、大きな変化が無いことが確認されました。

16日に行われたこの調査は、別府市や
温泉に関する情報発信をするNPO
「別府温泉地球博物館」が4年前から毎年行っているものです。

調査は温泉の大切さを啓発するため、一般市民も参加して行われ、
今年は市民や環境について学ぶ東京都内の大学生など
およそ50人が参加しました。

参加者は10のグループに分かれて、
市内全域の市営温泉や共同温泉、宿泊施設などにある
43の泉源を調査。
現地調査では、泉源や、泉源から一番近い湯口で温泉の温度を計り、
後で行う簡易検査で使うお湯を採取しました。

市役所で行った簡易検査では、温泉の電気伝導度を計りました。
電気伝導度の計測では、液体に電気が流れる際の抵抗によって
液体中のイオン濃度が分かります。
この結果を過去の調査結果と比較することで、
泉質に起きている変化の有無を調べられます。

検査の後には、龍谷大学で温泉化学の研究をしている山田誠准教授が
この日集められたデータに基づいて、これまでと比べて
温度には大きな変化が無いことを報告しました。

今年は事前に採取された温泉を合わせて71の泉源が調査されました。
採取されたお湯は専門機関に送られ、さらに詳細な検査が行われます。

取材内容(番組動画、テキストなど)は
2019年11月16日の取材に基づいた内容となっております。

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