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災害時外国語支援ボランティアの研修会
コーナー名:地域の話題/わくわくとんぼテレビ
- 放送日
- 2016.7.21
- 再生時間
- 2:12
災害時に日本語が十分に理解できない外国人にも
行政機関などが発信する情報を
届けられるようサポートする
災害時外国語支援ボランティアの研修会がおこなわれました。
現在別府市の災害時外国語支援ボランティアは91人で、
地域の方からAPUの日本語講師、
留学生、ALTなど様々な方が登録しています。
このメンバーが中心となり
災害時には別府市災害対策本部の要請を受け
市役所内に災害多言語支援センターを立ち上げて情報発信します。
この日は、47人のボランティアが参加し
講義とワークショップが行われました。
始めに行われた講義では、多文化共生マネージャー全国協議会理事で
東日本大震災発生時には「多言語支援センター茨城」の設置、運営を行った
高橋(たかはし)さんが講師を務めました。
高橋さんは、「災害時に外国人は、ことばの壁と在留資格などの制度の壁、
そしてこころの壁といった課題に直面します。
そのような課題を少しでも取り除く情報発信の方法として、
『土足厳禁を、靴を脱いでください』と言い換えるなどやさしい日本語を使ったり、
記号などのピクトグラムを用いたりすると伝えやすくなります。」と
これまでの経験から学んだ他言語への対応について話しました。
講義の後には別府湾を震源とするマグニチュード8・7の別府湾地震が発生し
災害多言語支援センターが設置されたと想定したワークショップが行われました。
参加者は、別府市の白地図に避難所の情報や、どの施設に何人の外国人が避難しているのか、
また通行止めとなった道路を迂回してどのように避難所を巡回するのかなどを
グループごとに話し合いました。
地図への書き込みはそれぞれグループごとに違い、
直接名称を書き込んだり、施設の種類ごとに色分けしたり
避難している外国人を言語別に集計したりとそれぞれが支援に必要なことを考え
書き込んでいました。
取材内容(番組動画、テキストなど)は
2016年7月17日の取材に基づいた内容となっております。
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