願成就寺で火渡り

コーナー名:地域の話題/わくわくとんぼテレビ

放送日
2018.2.13
再生時間
12:06

日出町の寺、願成就寺は、
1300年前に起こり国東半島一帯に
今も残る信仰六郷満山を構成する寺の一つです。

この願成就寺で行われた春の大祭で火渡りがあり、
多くの人が今年一年が良い年になるよう願いました。

六郷満山は、今から1300年前、奈良時代の718年に
宇佐八幡神の化身である仁聞菩薩によって始められたもので、
宇佐神宮を中心とする八幡信仰とその修行の場として
国東半島一帯に作られた寺を信仰する
山岳信仰が融合した「神仏習合」の、この地域独特の信仰です。

「六郷」は国東半島内にある6つの郷を指し、
「満山」はこの6つの郷にある寺院の総称です。

日出町藤原にある願成就寺は仁聞菩薩が
六郷満山で行う巡礼の最後の場として建てた寺で、
六郷満山を開山する願いが叶ったことからその名が付けられました。
この寺では毎年、節分の後、2月10日と11日の2日間、
厄除けや無病息災などを祈願する春の大祭が開かれています。

大祭の間には、一回転させると、そこに収められた経典に書かれている
全てのお経を唱えたことと同じご利益があると言われる
「輪転蔵」の公開が行われました。
参拝客たちは、輪転蔵を回転させた後、手を合わせて拝んでいました。

春の大祭の初日には法要が行われ、
2日目のこの日は、煩悩を焼き払う「採燈護摩」と
行の一つ「火渡り」が行われました。

初めに、周囲に結界を張るため、
6方向に矢を放つ「宝弓の儀」が行われました。
放たれた矢は厄を払う破魔矢であるため、
手にした参拝客が持ち帰りました。

続いて、ヒノキの葉を積み上げた護摩壇に火が点けられ、
立ち上る煙が風に巻かれて境内を包みました。

そして、白い装束に身を包んだ六郷満山や県内の寺の住職たちが
真言やお教を唱えながら参拝客の願いが書かれた護摩木を
炎の中へ投げ入れました。

護摩壇の火が消えると、火渡りが行われます。
これは熱さに耐えることで厄を払える行です。
参拝客は、手を合わせるなどし、今年一年が良い年になるよう願いながら
熱い炭の上を歩いていました。

六郷満山では、今年、開山1300年を記念して、
修行の場を結ぶ道を辿る「峯入行」を
一般の人も参加できる形で行う予定にしているほか、
願成就寺は、普段は見られない仏像を
3月に特別公開することにしています。

取材内容(番組動画、テキストなど)は
2018年2月11日の取材に基づいた内容となっております。

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