遠見稲荷神社 初午大祭

コーナー名:地域の話題/わくわくとんぼテレビ

放送日
2020.3.17
再生時間
3:30
※ この動画の公開は終了いたしました。

日出町真那井にある遠見稲荷神社で
初午大祭が開かれました。

遠見稲荷神社は日出藩初代藩主である木下延俊が
参勤交代での航海の安全と家業繁栄を祈り
日出城の中にあった青柳稲荷を遷座したのが
始まりと言われています。
また、旧暦2月の、最初の「午の日」に
京都府にある稲荷神社の総本宮・伏見稲荷大社に
神様が舞い降りたとされ
この日を祭日として日本各地の稲荷神社で
五穀豊穣や商売繁盛などを願う
初午大祭が開かれています。
遠見稲荷神社でもこの初午大祭が行われ、
より多くの人がお参りできるようにと
17年前から3月の第1日曜日に行われるようになりました。

大祭当日は、正午から神事が行われ
神社関係者や地域の人たちが参列。
はじめに宮司によって祝詞が奏上され
続いて神社関係者らが玉ぐしを捧げました。

また境内では佐伯市宇目を中心に活動を行っている
宇目神楽保存会が神楽を披露しました。
この演目は五穀舞と呼ばれるものです。
日本神話の内容が題材になっており
高天原から追放されたスサノオノミコトが
オオゲツヒメノミコトに穢れた食べ物を与えられます。
その事実を知ったスサノオノミコトは怒り
オオゲツヒメノミコトを殺してしまいます。

そして殺されたオオゲツヒメノミコトから
 稲や麦、豆などの五穀が誕生するという話です。   
神楽の途中には餅やお菓子が撒かれ
多くの人がもちを拾い集めていました。

遠見稲荷神社の総代長を務める工藤直隆さんは
「日本全体でイベントの自粛が続く中
大祭も開催するかどうかを悩みましたが
地域の多くの人に愛される祭りなので
今回、開催に踏み切りました。
このお祭りが今後も地域に愛され
後世に続いていく祭りでありたいです。」と
話していました。

取材内容(番組動画、テキストなど)は
2020年3月8日の取材に基づいた内容となっております。

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