城下かれい祭り

コーナー名:地域の話題/わくわくとんぼテレビ

放送日
2016.5.16
再生時間
6:20
※ この動画の公開は終了いたしました。

日出町で毎年恒例のお祭り、城下かれい祭りが
14日と15日の二日間開かれ、
多くの人が町の魅力を堪能しました。

城下かれい祭りは、日出町の特産品、
「城下かれい」に代表される町の様々な魅力を
多くの人に知ってもらうため、
日出町や町内の業界団体などが毎年開いているものです。

会場の一つ、二の丸館では、町内の婦人会やスポーツ少年団などが屋台を出し、
手作りの「ネギ焼き」や「チラシ寿司」などを販売。
初日の14日は雲一つ無い晴天で、遊びに来た人たちが暑さを和らげようと
冷たいかき氷を頬張る姿も見られました。

ここは町の旧図書館の跡地を活用して
今年の1月にオープンした日出町歴史資料館です。
祭り会場内を巡るスタンプラリーなどでここを訪れた人たちは
町内で出土した土器や歴史的な人物に関する資料を見学していました。

また、ここでは、体験型のイベントが企画され、
子ども達が江戸時代のお金作りに挑戦。
子ども達はまず、お金の裏側に好きな模様や日付などを入れるため、
型を彫刻刀で彫り、続けて、合わせた型に溶かした金属を流し込みました。
しばらく待って、お金の形に固まった金属を型から取り出すと、
興味深そうに眺めていました。

日出漁港では、海や魚に関する多くの催しが行われました。
大分県漁協組合 日出支店のみなさんは「漁師の味ひろば」と題して、
一日およそ350食限定でぶり丼を販売。
使用されたぶりは全て前日の13日に水揚げされたもので、
会場は漬けにされた刺身が乗った丼を食べようと多くのお客さんで賑わっていました。

日出小学校のグラウンドでは、
日出町商工会青年部のKトラ市が開かれました。
この日は、普段毎月第2日曜日に町内で開いている時よりも多い
30の個人や農家などが出店。
それぞれが、軽自動車に満載して来た商品を販売しました。

そして、この会場で一番の盛り上がりを見せたのは丸太の早切り大会です。
中高生から大人まで、直径がおよそ20センチから40センチある丸太を
素早く切ろうと、パートナーと息を合わせて
1メートル40センチほどある大きなノコギリを引いていました。

城下かれい祭りでは毎年、国の重要文化財に指定されているここ的山荘をはじめ、
町内の専門店で城下かれいを使った懐石料理の一部が通常の半額程度で提供されます。
真水が湧く日出城址前に広がる海で育った城下かれいは
泥臭くなく、身は肉厚で独特の甘みがあり、かつては将軍に献上されていた高級食材です。
祭りの2日間で、このミニ懐石は町内にある5店舗で1100食に限って販売。
事前予約や、当日朝早く食事券を買った人たちは刺身や煮つけなどで
町のシンボル、城下かれいの味を堪能していました。

祭りではこの他にも、魚のつかみ取りや歴史的な場所を巡るツアーなど、
日出町の魅力が詰まったイベントが多く催されたほか、
14日の夜には花火大会も行われ、およそ3000発の花火が春の夜を彩りました。

取材内容(番組動画、テキストなど)は
2016年5月14日の取材に基づいた内容となっております。

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