七ツ石温泉に人を

コーナー名:地域の話題/わくわくとんぼテレビ

放送日
2020.8.27
再生時間
2:32
※ この動画の公開は終了いたしました。

別府市荘園の共同浴場「七ツ石温泉」は
長らく赤字経営が続いていました。
そこで、その管理を引き継いだ3人の
ボランティアが経営を立て直そうと奮闘しています。

七ツ石温泉は荘園の住宅街の一角にありますが、
会員だった高齢者が近年浴場に来られなくなり、会員が減少。
温泉を引く給湯代を賄うために貯蓄を切り崩す
赤字経営が長らく続いていました。

今年4月からはこの温泉の会員3人が管理を引き継ぎ、
その立て直しを図っています。
貯蓄が底をついた4月、会員が払う会費を値上げする話が出た時、
値上げせずに済むよう、3人はこの役を
無報酬で引き受けることにしました。

3人は有料で依頼していたマット洗いから始め、
必要な物品や経費は全て3人で手出し。
さらに、人から譲り受けた
新品のタオルと石鹸を販売したり、
寄付を募ったりして、経費を捻出しました。
その他にも、チラシを知人に無料で作ってもらい、自力で配布。

入浴料を誤魔化す被害の防止のため、
無人だった番台に監視カメラを設置しました。

こういった努力の結果、会員以外の入浴客が増え、
赤字も解消されました。

3人は今、利用者アンケートを基に、
近所に住む敷嶋さんの手も借りながら
設備の改善に取り組んでいます。

そして、このほど、アンケートの8割で挙げられていた駐車スペースを
敷地内に整備。
より気軽に利用して欲しいと願っています。

取材内容(番組動画、テキストなど)は
2020年8月17日の取材に基づいた内容となっております。

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