引き渡し想定避難訓練

コーナー名:地域の話題/わくわくとんぼテレビ

放送日
2016.10.26
再生時間
2:32
※ この動画の公開は終了いたしました。

別府市立南小学校で、地震・津波を想定した避難訓練や
保護者へ子どもたちを確実に引き渡す訓練が行われました。

これは、地震発生後の津波に備え、避難の方法や経路を理解し、
安全かつ迅速に、最終避難場所へ避難することと、
児童を確実に保護者へ引き渡すことを目的に別府市立南小学校が行ったものです。
訓練は、午前9時に南海トラフを震源とするマグニチュード9の地震が発生、
別府市では、震度5の揺れを観測し、直後に津波警報が発令。
4.61メートルの津波が到達するとの想定で行われました。
この日、緊急放送が流れると、南小学校の児童と南幼稚園の園児296人は、
担任の教職員の指示に従って行動。
いったん外へ退避し、全員がそろったことを確認すると、
海抜5.8メートルの南小学校から海抜36メートルの高台にある
朝見神社への避難を開始しました。
子どもたちは、「おさない・はしらない・しゃべらない・もどらない」という
『避難時の約束』を守りながら約15分かけて朝見神社に避難しました。
またこの日の訓練には、南小学校PTAや
別府警察署南部交番、別府市消防本部、地元の自治会なども協力しました。

別府市危機管理課から津波警報が解除されたとの連絡を受けた森校長は、最終避難場所である
旧西小学校体育館へ移動を指示し、引き渡し訓練を実施しました。
担任は、予め登録された引き取り者である保護者の名前や児童との続柄、
名前を1人ずつ確認して、子どもたちを確実に引き渡しました。
南小学校では、第1避難所をグラウンド、
第2避難所を朝見神社、第3避難所を旧西小学校としています。
森校長は、「避難所での引き渡し訓練は、
今回初めて行いましたが、保護者の理解と協力で
スムーズに引き渡す事が出来ました」と話し、
今回の訓練を振り返って今後の訓練や防災に活かしていくとのことです。

取材内容(番組動画、テキストなど)は
2016年10月22日の取材に基づいた内容となっております。

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