日出町の伝統行事「かせどり」

コーナー名:地域の話題/わくわくとんぼテレビ

放送日
2021.1.13
再生時間
2:41

日出町大神の原山区で10日、
子どもの健やかな成長や良縁を願う新年の伝統行事
「かせどり」が行われました。

「かせどり」は、子どもが生まれた家庭に
大きなわら草履『大足半』とわらを編んだひも『結手』、
そして『俵』の3点の祝いの品を届ける
日出町大神原山区の伝統行事で、子どもの健やかな成長や良縁を願います。
江戸時代末期に始まったと言われるこの「かせどり」は、
戦争などでおよそ50年間途絶えていましたが、
1999年に原山ボランティアクラブが復活させ、
毎年続けられています。
原山公民館を出発した贈り手は、みのや覆面で仮装し、
1、2歳の子どもがいる2軒の家を訪問。
祝いの言葉をかけながら、庭先から家の中に勢いよく大足半を投げ込みました。

出迎えた家族は、酒や餅などを出して接待。
贈り手の正体を探ろうと、差し出した品をわざと引っ込めて顔をのぞき込むなど
ユーモラスなやりとりを繰り広げました。

またこの日は、地区の児童6人も「かせどり」行事に参加し、
「結手」や五穀豊穣を願う「俵」を届けました。

取材内容(番組動画、テキストなど)は
2021年1月12日の取材に基づいた内容となっております。

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