赤松山願成就寺で火渡り

コーナー名:地域の話題/わくわくとんぼテレビ

放送日
2020.2.13
再生時間
4:41
※ この動画の公開は終了いたしました。

日出町藤原の赤松山願成就寺で
毎年恒例の火渡りが行われました。

赤松山願成就寺は、今からおよそ1300年前の奈良時代718年に
仁聞菩薩が、国東半島一帯に今でも残る信仰
「六郷満山」の最後に建てた寺で、
六郷満山を開山する願いを叶えられたことから
「願成就寺」と、その名を付けました。
この寺では、毎年2月10日と11日の2日間、
厄除けや無病息災などを祈願する春の大祭が行われています。
大祭の間には、一回転させるとそこに収められた経典に書かれている
すべてのお経を唱えたと同じご利益があると言われる
「輪転蔵」の御開帳が行われました。

快晴に恵まれたこの日は、境内に多くの参拝客が訪れ、
修験者の格好をした僧侶が
願い事を書いた護摩木を投げ込む「採灯護摩」が行われました。
始めに、縄が張られている結界をより強いものにするため、
6方向に矢を放つ「宝弓の儀」が行われました。
放たれた矢は、厄を払う破魔矢であるため、
手にした参拝客が持ち帰りました。

続いて、積み上げられた檜の護摩壇に火が灯され、
立ち昇る煙が風に巻かれて境内を包みました。

僧侶が護摩壇に無病息災や家内安全など
今年1年の願い事を書きこんだ護摩木を投げ込み、
次々と焼いていきました。

護摩壇が燃え尽きると、いよいよ火渡りが始まります。

参拝客は、裸足になり、手を合わせるなどして、
それぞれの願いや厄払いのために熱い炭の上を渡りました。

取材内容(番組動画、テキストなど)は
2020年2月11日の取材に基づいた内容となっております。

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