市内の2つの温泉が閉鎖へ

コーナー名:地域の話題/わくわくとんぼテレビ

放送日
2020.12.15
再生時間
2:30
※ この動画の公開は終了いたしました。

別府市内にある「野口中央温泉」と「上ノ温泉」が
廃業となり15日、長年の歴史に幕を下ろしました。

野口中町にある野口中央温泉は
昭和8年に木造の平屋建てとして創設されました。
戦後には公民館が併設され昭和46年に
現在の形となりました。
全盛期には多くの人が温泉を利用し
地域の交流の場として地元住民に
愛されていましたが年々、利用者が減少。
現在は約100人の組合員が温泉を利用していますが
売上金や管理費の減少などの理由により
10月に廃業が決定しました。
温泉を利用する住民の一人は
「地域の憩いの場であるこの温泉がなくなるのはとても悲しいです。
温泉がなくなってもこの建物だけは
残ってほしいです。」と話していました。

西野口町にある上ノ温泉は 昭和7年ごろに創設されました。
昭和40年ごろにはおよそ300人もの組合員がこの温泉を利用。
地域の交流の場として地元住民から愛されてきました。
しかし、時代が経つにつれ利用客が減少。
現在は組合員が80人と全盛期に比べ利用客の数は4分の1ほどに
減っていました。
利用客減少に伴い売上金も減り
10月には上ノ温泉の廃業が決定しました。
上ノ温泉を管理する弥田 光男さんは
「長年、地域に愛されてきたこの温泉がなくなるのは
とても寂しいです。
ここの風呂に入りに来るのが一つの楽しみでした。」と
話していました。

取材内容(番組動画、テキストなど)は
2020年12月14日の取材に基づいた内容となっております。

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