90年前の仰天建造物

コーナー名:地域の話題/わくわくとんぼテレビ

放送日
2020.8.19
再生時間
3:02
※ この動画の公開は終了いたしました。

中部地区公民館で別府市の昔の話を学ぶ
セミナーが開かれました。

中部地区公民館では、月に一度
地域の交流の場や学びの場になればと
中部現代セミナーが開かれています。
17日には別府の歴史愛好家 小野弘さんを講師に招き
別府にあった90年前の建造物を中心に
歴史を学ぶセミナーがありました。
セミナーでは始めに昭和3年に日本一の大仏と称された別府大仏を紹介。
別府大仏は、現在の天満町に建設され大仏建立者の岡本栄三郎が
火葬後の遺灰をセメントに混ぜて大仏を作りたいと考え
全国から届いた遺灰や遺骨などを大仏に納めました。
建設には3万人以上の人員が携わり1年4か月の年月をかけて竣工。

続いて小野さんは別府市鉄輪にあるひょうたん温泉を紹介。
ひょうたん温泉は、創業者である河野順作が
妻のリウマチ治療の為に湯治をしようと大阪から鉄輪へ移住、
そして尊敬していた豊臣秀吉の旗印である
千成びょうたんにちなんで
ひょうたん型の温泉を作ったのが始まりです。
昭和3年頃のひょうたん温泉には、
7階建てで高さは約18メートの
ひょうたんの形をした巨大な展望タワーが建設されていました。
これは創業から6年が経ち
河野順作が還暦を迎えたことを記念して作ったものです。

そして建設から17年が経った昭和20年に
空襲の標的になることから取り壊されました。

この他にもラクテンチの昔話や昭和の別府の景観などが紹介され
参加者からは時折「懐かしい」などの言葉が出ていました。

取材内容(番組動画、テキストなど)は
2020年8月17日の取材に基づいた内容となっております。

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