ロープウェイ総合防災訓練

コーナー名:地域の話題/わくわくとんぼテレビ

放送日
2020.12.17
再生時間
2:32
※ この動画の公開は終了いたしました。

来場者が増えるお正月を前に地震や火災を想定した
総合防災訓練が別府ロープウェイで行われました。

この訓練は、国土交通省が行う
「年末年始の輸送等に関する安全総点検」の一環として
別府ロープウェイと別府市消防本部が
毎年、合同で実施しているものです。

この日は、別府ロープウェイ、
別府市消防本部・別府市消防団の関係者
およそ50人が参加、雪の降る中、訓練を行いました。

訓練は、鶴見岳の火山活動に伴い地震が発生し
高原駅前にある社員食堂の給湯室から出火、
社員1人がやけどを負い
逃げ遅れたとの想定で行われました。
火災報知機が作動したあと
お客様に避難を呼びかける放送が行われ
お客様に扮した従業員らが屋外に避難しました。

火災通報を受け駆け付けた消防隊員が煙の充満する社員食堂に
空気呼吸器を装着し、進入。
けが人を発見し、救出しました。

屋外では地元の消防団第14分団と第15分団が
連携しながら、火災現場まで消防ホースを延長し
建物に向かって放水をしました。

また、この地震の影響でロープウェイを動かす機械が故障。
ゴンドラが高原駅から60メートル、
高さ80メートルの位置で緊急停止し、
そのショックで乗客の1人が心臓発作を起こしたとの想定で
ゴンドラからの緊急脱出訓練が行われました。

ロープウェイの社員が地上からロープを操作して
ゴンドラ内に装備されている
「スローダン」と呼ばれる緊急脱出降下装置を使い、
心臓発作患者を救出しました。

別府ロープウェイは月に一度、全社員が参加しての
緊急脱出降下装置の点検や脱出訓練を行い
安全輸送に取り組んでいます。

取材内容(番組動画、テキストなど)は
2020年12月10日の取材に基づいた内容となっております。

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