山火事消火訓練

コーナー名:地域の話題/わくわくとんぼテレビ

放送日
2020.2.21
再生時間
2:19
※ この動画の公開は終了いたしました。

別府市消防本部は初めて
宇佐市消防本部と合同で
山火事の消火訓練を行いました。

別府市と宇佐市の境界付近で山火事が発生すると
大分県常備消防相互協定に基づき
別府市と宇佐市の消防隊が出動し、
協力しながら消火活動をします。

今回の訓練はその連携をより強固にすることを目的に
開催されました。

この日は午前9時30分頃に
天間の住民が国境橋付近で山火事が起き
延焼中と別府市消防本部へ119番通報。
およそ30分後の午前10時に消防隊が到着しました。
国道500号線沿いの消火栓から
ポンプ車が取水し、300メートル先の
宇佐市消防本部のポンプ車に送水。
そこで水の圧力をあげて
120メートル先の別府市のタンク車へ。
そこから火災現場へ放水しました。

今回は、およそ480メートルに及ぶ
消防隊が迅速にホースを敷設し、
水圧を保ちながら送水するという
「連結送水」と呼ばれるものです。

別府市消防本部より要請を受けた
大分県防災航空隊のヘリコプターが
豊後大野市の県央空港を離陸
途中、野口原グラウンドで250リットルの給水を受け
山火事の現場に空から散水する訓練も行われました。

訓練終了後、別府市消防署の荒尾大介署長は
「今回の訓練を、再検証し別府・宇佐そして防災航空隊の三者が
迅速で円滑な消火活動ができるように顔の見える関係を構築
していきたい」と講評しました。

別府市では平成26年4月と平成28年3月の二度にわたり
湯山地区で大規模な山火事が起きています。
登山や山歩きの際、火の取り扱いには注意をし
山火事が起こらないようにしましょう。

取材内容(番組動画、テキストなど)は
2020年2月19日の取材に基づいた内容となっております。

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