宮本鵬嘉 宮本修 親子展

コーナー名:地域の話題/わくわくとんぼテレビ

放送日
2019.2.6
再生時間
2:30
※ この動画の公開は終了いたしました。

仏像の彫刻を手掛ける宮本鵬嘉さんと
その息子で画家の宮本修さんによる
親子展が市内のギャラリーで開かれました。

この作品展は父の宮本鵬嘉さんと息子の修さんにとって
初めての親子展で、それぞれの作品が20点ずつ展示されています。

父の宮本 鵬嘉さんは福岡県に在住で現在90歳。
サラリーマンを定年退職後、
木材で彫刻をする木彫教室に通い始め、
そこで仏像の木彫に出会い、今では彫刻家の中でも仏像を専門に作る
「仏師」として活動しています。
木材はヒノキやクスノキを使用しており、
十分に乾燥させたものを彫刻刀やドリルを使って彫っていきます。
会場にはこれまで作ってきた作品が並び、
仏像の細かい装飾や表情などが見る人を楽しませています。

息子の宮本修さんは別府市在住の画家です。
油絵具に日本画で使う水晶末という天然岩絵具を混ぜ
ザラつきのある絵具で作品を制作しています。
描かれた絵は、修さんが子どもの頃に身近に見ていた
金属や鉄の廃棄物の山や、SFアニメに影響を受けたもので、
想像した未来の世界でもあり、実際に見た風景でもあります。

会場に展示されている作品のうち小さな作品は
この親子展のためにかかれたもので、
モノトーンの作品の中に時々現れる赤は命を意味しています。

修さんは、子どもの頃、父の鵬嘉さんのかいた絵を見て
同じように上手くかけるようになりたいと思ったことが
絵をかく始まりだったそうで、「今でも物づくりに対する姿勢は
父の背中を見ています」と話していました。

取材内容(番組動画、テキストなど)は
2019年2月5日の取材に基づいた内容となっております。

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