西野 達in別府

コーナー名:地域の話題/わくわくとんぼテレビ

放送日
2017.10.30
再生時間
2:41
※ この動画の公開は終了いたしました。

別府市のアートプロジェクト
「西野達in別府」が10月28日から始まりました。

「in BEPPU」は、別府市で3年に1度開催してきた
別府現代芸術フェスティバル「混浴温泉世界」に代わる後継企画として
昨年から実施されているもので、国際的に活躍する1組のアーティストが
地域性を生かしたプロジェクトを展開する個展形式の芸術祭です。
2回目を迎える今回の参加アーティストは、
国内外で活躍する西野達さん。
西野さんは、世界中の有名な彫刻や建造物などを仮設の壁で囲み、
リビングルームや宿泊可能なホテルに変えてしまう
大掛かりな空間演出を行い、代表作として、シンガポールの象徴である
マーライオンを作品化し、大きな話題を呼んだ人物です。

10月27日に行われた内覧ツアーでは、
制作者の西野さんが会場を案内しました。
メインの作品は、「油屋ホテル」。
油屋熊八像が宿泊客を迎え、そばにある手湯を露天風呂にしました。

寝室は、113年の歴史に幕を閉じた「花菱ホテル」の
客室の備品などを再活用しています。
また抽選で、1日1組限定夜間に
作品鑑賞できる特別プログラムを実施。
夜間から翌朝まで、実際に滞在することができます。
「別府タワー地蔵」は、公衆浴場に必ず祀ってある
薬師様からヒントを得た作品で、
町や旅行者を見守るお地蔵様に見立てています。
流川通り沿いには「別府の魅力から逃れられるか?」と題した
作品があります。
これは、別府の街に魅了された西野さんが、
この土地から離れたくないという強い気持ちを表したもので、
荷物を載せた軽トラックが街灯に突き刺さっているといった
大胆な作品に仕上がっています。

その他、西野さんが撮影した写真が梅園通りや、
やよい天狗通りなどに展示されています。
北高架商店街から一歩入った道沿いには、
「残るのはいい思い出ばかり」と題した作品があり、
更地に発砲スチロールを使って家を再建し、
別府の移り変わりを表現しています。
今回の展覧会は、中心市街地を
回遊しながら楽しめるものとなっています。

取材内容(番組動画、テキストなど)は
2017年10月27日の取材に基づいた内容となっております。

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